第16章:君たち...本当に覚えてる?

ブライオニー視点

目の前の光景を見つめたまま、私は完全に固まっていた。

居間は、まるで雑誌のページから抜け出してきたみたいだった。部屋じゅうに飾りのリボンが垂れ下がり、銀と青の風船が天井近くでふわふわ揺れている。壁には大きな横断幕――「ブライオニー、お誕生日おめでとう」。ダイニングテーブルの上には、三段重ねの見事なケーキが置かれ、ろうそくの火がちろちろと瞬いていた。

喉の奥がきゅっと締まる。――これ、本当に現実なの?

「ほら、今は泣かないでよね」レイラが駆け寄ってきて、私をぎゅっと抱きしめた。「誕生日おめでとう、親友」

それで堪えきれなくなった。私は彼女の肩に顔を埋め、涙がどっとあふ...

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