第163章:もうこれらの質問はしません

ブライオニー視点

「どういう意味?」わたしは振り向き、フレイヤに向き直った。

「あなたはあいつらの最大の弱点よ。とくに、あなたに王家の血が流れているって知れた今はね」彼女はソファにもたれた。「例の“ならず者の狼王”――あるいは、本当に糸を引いている別の誰かが――あなたの力を奪おうとしてる。ブランドンは後継ぎに取り憑かれてるのよ。自分の血筋を継がせられる息子を欲しがってる」

「でも変なのは――あいつ、あなたにはずっと用心深かった。ほかの女の子たちにしたみたいに、露骨じゃなかった」フレイヤは声を落とした。「あなたのせいで計画が丸ごと狂った。ブランドンがやり方を変える羽目にまでなった。あの二人...

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