第174章:彼はいつもこんなに強引だったのか?

ブライオニー視点

中央の集合地点へと合流しかけた、その瞬間だった。子どもたちがいきなり戦法を変えてきたのだ。むやみに追い回してくるのではなく、通せんぼの陣形を組んでこちらの進路を塞ぐ。明らかに、誰かが指揮している。

「面白いじゃない」私はそう呟き、仕切り壁をひらりと跳び越えた。

フィールドの向こうからイーサンの声が響く。「ロープのほうへ行くぞ! そこで遮断しろ!」

『読まれた』リンク越しにフレイヤが言った。

『なら、こちらも変える』私は返す。『ソフィアは水たまりへ直行。フレイヤはカーゴネット。ゴール手前五十メートルで合流する』

子どもたちは慌てて対応しようとしたが、遅かった。私たち...

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