第185章:見つけた

ブライオニー視点

ソフィアと私は視線を交わした。平静を装い続けるのよ。何か見つけたと悟らせるわけにはいかない。

「ねえ、ベンジャミン、ノア」私は扉のところにいる二人に、できるだけ何でもない調子で声をかけた。「どうせ来たなら、この散らかりようを片づけるの、手伝ってくれてもいいでしょ」

ベンジャミンは何かを察したみたいに眉をひそめたが、ただうなずいてこちらへ歩いてきた。ノアもそのあとに続き、三人のあいだへ視線をせわしなく行き来させていた。

「アルファ・キングのネイサンから、高等部の記録を全部洗い直せって言われてるの」私は足を伸ばしているだけのように見せかけながら、部屋の中をぶらぶら歩いた。...

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