第26章:次のラウンドに行ってもよろしいですか?

ブライオニー視点

「おはよう、諸君」低い声が訓練場いっぱいに轟き、ざわめきは一瞬で消えた。

レンガの壁みたいな巨体の男が、こちらへ大股で歩いてくる。ひと足ごとに意志がこもっているようで、視線が私たちをなぞるたび、まるで品定めの台帳に書き込まれていくみたいだった。

「コンラッドだ。センチネル訓練キャンプの上級教官」飾り気のない名乗りだった。「今日はお前たちの戦闘技能を評価する」

センチネル。心臓が跳ねた。これだ――ここから出るための切符。ようやくポラリスを抜け出し、本当に自分の居場所だと思えるところへ行くための、たった一つのチャンス。私は思わず背筋を伸ばしていた。

グリフィンはすでに他...

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