第27話逃げ続けるわけにはいかない

ブライオニー視点

私はためらいなくマクスウェルに突進した。彼の顔に浮かんだ驚きが、こんなに攻撃的な立ち上がりは想定していなかったことを物語っている。その一瞬の動揺を利用して、背後へ回り込もうとした。

だがマクスウェルの立て直しは早かった。素早く軸足を切り返し、私の進路を塞いでくる。私はいったん退くふりをしてから、低く沈み込み、膝を狙った。

彼は体格の利を活かして私をマットへ押し込んできた。私はその下でもがき、体勢を作ろうと必死に踏ん張る。彼が重心を移した瞬間、私は好機を逃さず、膝を腹に叩き込んだ。

マクスウェルはうめいたが、力を緩めるどころか、逆に締め付けを強めた。別の手が要る。

私...

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