第49話またすぐ会いましょう

ブライオニー視点

「今日はあの子、君たち二人合わせたよりベンジャミンと一緒にいた時間のほうが長かったぞ。嫉妬してる?」イーサンの声には、いたずらっ気が滲んでいた。

「嫉妬なんかしてない」マクスウェルが言い返す。声がいつもより一オクターブ高い。「俺の狼がさ、彼女が無防備なうちは離れさせてくれないんだ。それに、下に行かないと。アルファキングとデレクがもう出発する」

それを聞いて、私は目を開けた。「出発?もう?」一晩中ベンジャミンの腕を枕にしていたせいで、腕がじんじんと痺れていて顔をしかめながら体を起こす。ぶらぶらと振って、感覚を戻そうとした。

「ほらな、デレクの名前が出た途端に起きた」ク...

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