第72章:自分を証明せよ

ブライオニー視点

「みんなが助けたくないわけじゃない」キュロスは戸口に立ったまま言った。「君はまだ新入りだし、セラフィナの流してる噂も君にとって追い風にはなっていない。でも、選抜のときに君が戦うのを俺は見た。君がどんな力を持っているか知ってる。ほかの連中にも、いずれそれがわかるさ」

いつもは真面目なその顔に、かすかな笑みがよぎった。「君の置かれてる状況はかなり変わってるし、ここには変化を嫌うやつもいる。だけど、きっと何とかなる」

「ありがとう。本当に」私は彼の手にある携帯を指さした。「明日取りに来られるように、大事に預かっておくね。返信がないって、お父さんが大騒ぎしたら困る...

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