第88話これだけ私が美しくなれるの

ブリオニー視点

「そんな顔をしないで。きっとうまくやれるわ」ルナ・セレナは、あからさまに苛立っている私をなだめるように言った。「それに、これで普段は女性が締め出される会議に私も出られる理由ができたの。むしろ楽しみにしているくらいよ。まあ、そのぶん、あなたが予定以上に注目を集めることにはなるけれど」

彼女は、ほんの少し罪悪感をにじませながらも、本気で私を着飾らせるのを楽しんでいるようだった。私はそのことを責めないようにした。

「あなたのために、いくつか候補をそろえておいたわ」彼女はラックのほうを示しながら続けた。「支度をしながら、今日の予定も説明していくわね」

私は渋々うなずい...

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