第89章:問題ないといいな?

ブライオニー視点

「思ってた以上に、みんなのこと見抜いてるのね」首もとのネックレスを整えながら言った。「つまり、あの人たちが宝石を選び終えるまで待って、わざと少し大きめで目立つのを選んで、反応を見たかったってこと。しかも自分で届けたのは、私がどう受け取るかまで相手にコントロールさせないため――でしょう?」

デレクはあんぐりと口を開けた。「……そうだな。宝石の大きさのところ以外は、ほぼ完璧だ」感心したように首を振る。「人を見る目が怖いレベルだ。頼むから俺を敵に回さないでくれ。寝てる間ですら弱点を台帳にでもつけてそうだ」

エレベーターが減速し、デレクが腕を差し出した。「サメの水槽に入る準備...

ログインして続きを読む