第102章

「錦繍宝石が黒オパールとタンザナイトの仕入れルートを独占してるから、錦繍宝石のルートを使うしかないけど、錦繍宝石の価格はかなり高いって聞いてる」

「大丈夫、この会社の社長はお金に困ってないから」

柳田雪乃が眉を上げた。「高橋社長にお金を出してもらうんですか?」

確かにRME株式会社内にいるとはいえ、傘下とはいえ独立したスタジオなのだ。

水原蛍が彼女を見つめた。「私にはお金がない」

彼女にはもう一つ仕入れルートがあった。それは牛久山脈だ!

錦繍宝石が独占している仕入れルートこそ、牛久山脈のものなのだ。

井浦安は彼女をとても気に入っているし、井浦涼真のあの弟も彼女にかなり好意を抱い...

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