第122章

水原陽一は銃を見た瞬間、振り返って走り出した。海外で5年間過ごした経験から、あれが何を意味するのか、誰よりも彼は理解していた。

くそっ!なぜあいつが銃を?

あれほど厳重なセキュリティチェックがあったパーティーで、一体どこから銃を調達したんだ?

「まさか我々も五十を過ぎて、まだ若い娘に声をかけられるとはな。魅力は衰えていないということか」

「その通りだ。今時の娘は見る目があるということだろう。我々二人を同時に誘うとは。もし俺たちを満足させてくれれば、役の一つでも回してやってもいい。誰だって有名になりたいものだからな。そうだろう?」

腹の出た中年男性二人は、期せずして顔を見合わせて笑っ...

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