第200章

新人の一日目は、とにかく環境に慣れることに費やされた。

だが二日目からは一変する。朝五時起床、目を開けてから五分以内に布団を畳み、身支度を整え、最短時間でグラウンドに集合。

最初のうちは、ほとんど軍隊式の訓練と変わらない。ただ──軍訓なんて比じゃないほど、強度が桁違いなだけ。

遅刻すれば当然罰が待っている。よくあるのは、グラウンドを十キロからのランニング。もしくは四時間の立たされコースで、朝食抜き。

新田未奈は、入ってまだ三ヶ月。規則にはそこそこ慣れてきたが、分からないことは先輩にいちいち聞いて覚えている段階だった。

水原蛍は一通り頭に叩き込むと、

「ここで受けなきゃいけない訓練...

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