第10章-ディナー

アメリー視点

サミュエルに女性用化粧室まで案内され、私は扉を押して中へ入った。

思わず大きな悲鳴を上げる。採用された! 本当に採用されたんだ! 夢なんじゃないの? お願い、誰も私を起こさないで。信じられない。鏡の前まで歩いていき、そこに映る自分を見つめた。あなたよ、アメリー・ジェーン・キャバノー。最高にイケてるじゃない! 私は鏡の中の自分に指を突きつけた。

これで兄の手術費用を助けられる。まだ道のりは長いけれど、これは確かに、正しい方向への第一歩だった。

私は急いでポニーテールを整え、服の皺をならし、化粧室を出た。外ではサミュエルが待っていた。

「さて、アメリー。チームへようこそ。君と...

ログインして続きを読む