第109章-あなたが無事でよかった

ネイサン視点

アメリーが俺の口の中へ吐息混じりに声を漏らし、その感触まで伝わってきた瞬間、いきなり硬くなった。最悪だ。これから救急病棟を、ズボンにでかい膨らみを作ったまま歩かなきゃならないなんて。

「ほら、受付があるわ」アメリーが言った。「トーマスとナンシーのこと、何か分かるはずよ」

アメリーがカウンターへ歩み寄る。「こんばんは。私たち、トーマスとナンシーを運んできたヘリに乗っていて、ええと……」とアメリー。

「トーマスとナンシー・フランクリンです」俺が補った。

「ああ、はい。ミカエルズ先生と、カバナーさんですね」受付の女性が頷いた。

「もう診てもらえたかどうか、分かりますか?」ア...

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