章 116 — ポールダンス

ナサン視点

「みんな、注目――」スピーカー越しに声が響いた。ダンテだ。「今夜来てくれた全員に、まず礼を言いたい。もちろん今夜は、俺の親友のひとり、ナサンと……来週ついに結婚する、俺の未来の二人目の妻アメリを祝うための夜だ」

客席からどっと歓声が上がる。

「さて、どっちがどっちをより分かってるか、見せてもらおうか」ダンテはにやりと笑った。「幸せな二人、こっちに来てくれ」

くそ、ダンテ。何を企んでやがる。

アメリと俺はダンスフロアへ向かった。

給仕が、俺たちそれぞれに透明な酒の入ったショットグラスを手渡してくる。

「二人に五問ずつ質問する。答えが一致したら一点。点が多いほうが勝ちだ。...

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