第11章 — 正式採用

アメリー視点

正式に決まった。わたしはミカエルズ・インベストメント・グループの学生枠に採用されたのだ。嬉しさで胸がいっぱいで、まるで雲の上にいるみたいだった。

わたしたちはレストランを出て、車に乗り込んだ。

「サミュエルをオフィスに寄って降ろさないと。書類を届けて、車を取りに行くんだ。そのあと君を家まで送る」ネイサンが言った。

「そこまでしなくて大丈夫です。地下鉄で帰れます」わたしは言った。

「だめだ、アメリー」ネイサンは眉をひそめてわたしを見た。「君が無事に帰れるか、きちんと確認しないといけない」

無事を“確認しないといけない”。送ってあげたい、じゃない。“しなければならない”。...

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