第132章 — やる

ナサン視点

音楽が再び流れ出し、通路の向こうを見やった瞬間、息をのんだ。兄の腕を取って歩いてくるアメリーは、まるで天使だった。俺の愛。俺のすべて。俺の女神。膝をついて崇めたくなる。彼女の瞳は今にも涙がこぼれそうで――けれどそれは悲しみの涙じゃない、幸せの涙だ。彼女も、俺と同じくらいこれを望んでくれているのだろうか。俺の目にも涙がにじみ、そっと拭った。アメリーが微笑みかけてきて、俺の顔には思わず満面の笑みが広がった。

彼女は、まるで宙を歩くみたいにゆっくりと通路を滑るように進んでくる。時間が止まったかのようで、俺は心の中で必死に「早く進め」と願った。触れたい。口づけたい。キスで人生を結び、誓...

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