第137章-さあ、行く時間です

アメリー視点

ネイサンと私はいま、舞踏室の扉のすぐ外で、紹介の声がかかるのを待っている。

「どんな気分だい、子猫ちゃん?」ネイサンが尋ねた。

「わくわくしてる」私は答える。

「俺もだよ」ネイサンはそう言って、私の手を持ち上げ、甲にそっと口づけた。

高らかなアナウンスが会場に響きわたる。「ご親族、ご友人の皆さま、新たに永遠の幸せを誓い合ったおふたりをお迎えください。ネイサンとアメリー・マイケルズです!」

「さあ、出番よ!」デジレが背中を押してくる。

扉が開き、私たちは手をつないだまま一歩を踏み出す。歓声と拍手が押し寄せる。私はデジレが最後の仕上げを終えた会場を一瞬だけ見回した。息を...

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