第147章 — ワインテイスティング

ネイサン視点

アメリーはビスケットにすっかり夢中だった。彼女を笑顔にできるって、世界でいちばんいい気分だ。たぶんそれが、俺の新しい人生の使命になったんだと思う。アメリーとザンダーは屋敷の中で一時間以上もビスケットと遊んで、それから外に連れ出して用を足させ、雪の中でもうひと遊びした。アメリーが上げる歓声の数だけ、俺は幸せになれた。

今は暖炉のそばで寄り添って座っている。ビスケットは暖炉の前の犬用ベッドで、疲れ果ててぐっすりだ。

顔を上げると、ダンテ、ダットン、モーガン、キミーが玄関から入ってくるところだった。ダンテとキミーは手をつないでいて、それが見られたのも嬉しい。

「よう。ポールはど...

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