第151章 — 素敵なパン

アメリー視点

夫婦として迎える初めての朝、私たちのベッドで眠った時間は、人生でいちばんと言っていいほど幸せだった。そうなったのだと思うだけで胸がくすぐったくて、現実かどうか確かめるために自分のほっぺたをつねりたくなる。けれど、早朝便に合わせて容赦なく鳴り響いた目覚ましが、夢じゃないときっぱり教えてくれた。しかも外は明るいどころか真っ暗で、まだ太陽も昇っていない。夜中みたいだった。

目を覚ましたとき、ネイサンの腕は私を抱いていなかった。部屋はまだ闇に沈んでいる。私は起き上がってバスルームへ向かった。そこにも彼はいない。書斎で仕事の続きをするために早起きしたのかも、と心の中でつぶやく。シャワー...

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