第156章 — マーク・ミー

アメリー視点

いまだに夢を見ているみたいだ。夢みたいな男と、ハワイにいる。もしこれが夢なら、どうか起こさないで。

「海に行ってもいい?」私はネイサンに訊いた。

「もちろん!」彼は即答した。

着替えて、ビーチへ向かった。ネイサンは小さなカバナを借りて、ラウンジャーを二つ用意した。

「早く海に足を入れたい!」私はきゃあきゃあとはしゃいだ。

「え、待って。今まで入れたことないの?」ネイサンが訊く。

「うん、一度もない」私は答えた。

「じゃあ写真を撮らなきゃ」ネイサンはにやりと笑って言った。スマホを取り出し、防水のポーチに入れる。「これで水の中でも撮れる」

私たちは水際まで歩き、ネイ...

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