第164章 — じゃあ誰だったの?

アメリー視点

正直なところ、新婚夫婦のハネムーンに、のこのこ自分から夕食に混ざろうとするなんて、いったいどこの誰よ。マディソンの図々しさが誰譲りか、よく分かった。――蛙の子は蛙、ってやつだ。

「アメリー、億万長者の妻として、ぜいたく三昧の暮らしに身を委ねる準備はできているのかね?」デュヴァル氏が尋ねた。

「実は、コロンビア大学で学業を続けるつもりです。それから卒業したら、マイケルズ投資グループで職に就きます。もう臨時のアシスタントとして働いてもいるんです」私は答えた。

「働きたいの?」マディソンが鼻先で笑った。「私が億万長者と結婚したら、呼ばれたらいつでも飛んでいくわ。いいなりって意味...

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