第178章 — 礼拝

ナサン視点

友人たちとの夕食は、まさに必要なものだった。たくさん笑ったし、アメリーが状況を少し引いた目で捉え直す助けにもなったように思う。

夕食に出ているあいだに、手配していたスタッフに来てもらって、荷物を全部まとめさせておいた。食事を終えると、皆と抱き合って別れを告げ、それから手配車で空港の格納庫へ向かった。

夜のフライトでよかったのだろう。機内で眠る時間が取れる。これから飛び込むことになる状況について、延々と座って考える時間があったら、アメリーの心に相当こたえていたはずだ。

格納庫ではエリザベスとアロンゾ機長が出迎えてくれた。

「今夜はついていますよ」アロンゾ機長が告げる。「気象...

ログインして続きを読む