第205章 — ネックレス

アメリー視点

まったくもう……と、わたしは心の中でつぶやく。昨夜のネイサンは、最高だった。自分のすべてを彼に明け渡すことが、どうしようもなく正しいことのように思えたのだ。

いまわたしはキッチンに立ち、紅茶をすすりながら、エリザのお弁当を用意している。今日は、両親を亡くしてから初めての登校日だ。エリザは今、テーブルに座って、シリアルと果物を食べている。

電話が鳴り、受話器を取った。

「もしもし」とわたしが言うと、

「おはようございます、ミカエルズ夫人。フロントのルーカスでございます」ルーカスはそう名乗った。「ポール・マコナードさんが、夫人とミカエルズ先生にお会いしたいといらしています」...

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