チャプター 214 — ダンス・フォー・ミー

アメリー視点

ネイサンは私を抱き上げると、書斎からそのまま運び出した。

「どこへ行くの?」戸惑いながら尋ねる。

「行けばわかる」彼は薄く笑い、廊下を進み始めた。メディアルーム? 違う。ゲームルーム? 違う。トレーニングルーム……そこだ。扉が開いた瞬間、私は息をのんだ。

「ネイサン……」思わず周囲を見回す。

照明は落とされ、音楽に合わせて色とりどりの光が部屋じゅうに模様を踊らせている。流れている音楽がまた、やらしくて、危険なくらい艶っぽい。どう言えばいいのか――「抱いて」と全身で迫ってくるような音だ。トレーニングルームの広いスペースには、ふかふかの毛足の長いブランケットを重ねたクッショ...

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