第21章 — シャワー

アメリー視点

ネイサンが部屋を出ていくや否や、わたしはバスルームへ向かった。なんてこと……この浴室、ものすごく広い。しかも、あのバスタブ。少なくとも四人は入れそうじゃない? 引き出しや戸棚を漁ってみると、高そうな泡風呂のボトルが見つかった。第一の任務……お風呂! わたしは浴槽に湯を張りはじめ、泡風呂を注ぎ入れる。深く息を吸い込んだ。百合の香り――わたしのいちばん好きな匂いだ。

服を脱いで、きちんと脇に揃えて置く。着替えは何もない。明日の朝は買い物に行けるまでこの服でしのぐしかない。下は……何もつけずにいくしかないわね。浴槽の中で髪をまとめるために、メッセンジャーバッグにヘアゴムを入れていた...

ログインして続きを読む