章 233 —テレフォンセックス

アメリー視点

伸びをして寝返りを打つと、ビスケットの足が鼻先に突き刺さるみたいに当たった。ひとりでくすくす笑う。子どもの頃からずっと犬がほしかった。ネイサンは、本当に――文字どおり――私の夢を全部かなえてくれた。だから今度は私の番だ。赤ちゃんの知らせで、彼を最高に幸せにしてみせる。

ドアが開く音がした。

「ビスケット。しーっ……ビッキー」小さな声が呼ぶ。

「入っていいよ、リジーバグ」私は声をかけた。

「ママ、まだ寝てると思ってた」エリザはそう言いながら駆けてきて、ベッドへぴょんと飛び乗った。

「もう起きたよ」私は言った。

「ビッキーを上に連れてって、おしっこさせようと思ってたの」...

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