チャプター 239 — シークレット

アメリー視点

母の宝石箱の奥から、手紙の束や宝飾品、いろいろな形見の品がどさどさとこぼれ落ちた。奥の板が外れるなんて、今まで知らなかった。落ちた写真を一枚、拾い上げる。

どうして母さんがビリー叔父さんにキスしてるの? 何かに気づいた瞬間、心臓が胃の底まで沈んだ。もし本当に「叔父」だったのなら、両親が亡くなったとき、私たちを引き取るはずじゃない? 私は隠し場所の中身をかき回し、ほかの写真を探した。

海辺で、母とビリー叔父さんが並んで写っている写真。

レストランで、母とビリー叔父さん。母は手を上げて、今私がはめている指輪を見せびらかしている。

病院でザンダーを抱く母、ベッドに座る私。その...

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