第266章 — これを見逃した

ネイサン視点

アメリーとモーガンが、階下から手紙の束を抱えて戻ってきた。

「それ、何だ?」と俺は尋ねた。

「あとで話すわ。今は友だちと楽しみましょ」アメリーはそう言って、サイドテーブルの端にそれを置いた。

気にならないと言えば嘘になる。でも彼女の言うとおりだ。病院であれだけ長い時間を過ごしたあとだ。愛する人たちと家で過ごせるのは、ただそれだけで幸せだった。

けれど夜が更けるにつれ、俺の頭はアメリーとベッドに潜り込むことばかりになっていった。別に、性行為じゃなくてもいい。ただ、彼女に腕を回して、できるかぎり近くで抱きしめていたかった。二か月も経たない前、彼女を永遠に失っていたかもしれな...

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