ボーナス-億万長者の友達-モーガンとダットン — エイト

五年半後

ダットン視点

あの夜、モーガンを腕の中に抱いて眠ってから、もう五年半が過ぎた。同じだけの時間、俺はアメリカの家にも帰っていない。その間に経済学の加速プログラムを受け、学位も博士号も取り切った。さらに経済学の本を書き、それが最終的にはノーベル平和賞につながった。だが、その代償は大きかった。この五年半、モーガンには一度も直接会えていない。毎晩ビデオ通話をして、メッセージも途切れないほど送り合ってはいるが、実際に会うのとはまるで違う。――けれど、今日は違う。

昔の仲間たちがラスベガスに集まるのだ。ネイサンに新しい恋人ができて、俺たちに紹介したいらしい。名前はアメリー。話を聞く限り、ネ...

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