ボーナス-億万長者の友達 — キミーとダンテ — 二人

キミー視点

私は指先でその繊細な布地をそっとなぞった。息をのむほど美しい。『泥棒成金』でグレース・ケリーが着ていたドレスの復刻版だった。大好きな映画の中でも、とりわけ象徴的な一着。氷のように淡い青のシフォンのロングドレスで、肩にふわりとかかるシフォンが流れるように落ちていく。

うそ……。これ、ダンテの瞳と同じ色だ。もしかして、わざと? 私は箱から取り出し、全体を広げて心ゆくまで見惚れた。

携帯が短く鳴って、メッセージが届いた。

ダンテ:やあ、美人。プレゼント、受け取った?

キミー:ええ、ダンテ。すごく素敵。こんなことしなくてよかったのに……でもありがとう。

ダンテ:今夜のガラは大事...

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