ボーナス-億万長者の友達 — キミーとダンテ — シックス

ダンテ視点

キミーはモナコまでの道中、ほとんど俺の肩にもたれて眠っていた。寝息が、猫みたいに喉を鳴らすみたいでたまらなく可愛い。

「で、お前ら、付き合い始めてどれくらいなんだ?」ネイサンが聞いてきた。

「ああ」俺はくすっと笑う。「彼女、厳密には俺の彼女ってわけじゃない。金曜の朝、叔母の舞台のオーディションで会ったんだ。マディソンの件があったから、彼女に“彼女役”をお願いしただけで」

ネイサンが笑った。「でももう、完全に自分のものみたいな顔してたぞ」とネイサンは言う。

「なんていうか、彼女には……何かあるんだ」俺は答えた。「うまく言えない。今まで、女の子にこんな気持ちになったことがない...

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