ボーナス-億万長者の友達 — キミーとダンテ — ナイン

キミー視点

ダンテがクロエをきっぱり断ってくれたことが、本当に嬉しかった。きっとそのせいで、ポールとネイサンに今夜じゅうからかわれるだろう。それでも、筋の通った男でいてくれる彼が愛おしくてたまらない。というか――彼とは、どこか深いところでつながっている気がする。近くにいたい。今夜、最後までっていうのは自分でもまだ分からないけど、少しくらいキスを重ねるだけでもできたら最高だ。

呼び鈴が鳴って、メイクとヘアの担当がやって来た。みんなで支度をして、ひと時間もしないうちに、カジノとディナーへ出かける準備が整った。

「ねえ、このドレス……本当に大丈夫?」私は裾を引き下げようとしながら、モーガンに聞...

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