ボーナス-億万長者の友達 — ポールとマディソン — 16

マディソン視点

目を開けようとした。信じられないほどの労力がいる。ようやくまぶたが震えるように持ち上がり、光に慣れたとき、彼がそこにいた。私のポール。優しい笑みを浮かべて、私を見つめている。愛してるって言いたかったのに、言葉が喉の奥で固まって出てこない。

ポールはそれに気づいて、ただ言った。

「しーっ、マディソン。休め、俺の可愛い子」

私……彼の可愛い子? 私は笑った。唇が本当にそのとおりに動いたのか、自分でもよくわからない。疲れ切っていて、また目を閉じると、そのまま眠りへ沈んでいった。

次に目が覚めたときも、ポールはベッドの横に座ったままだった。

「……やあ」私はかすれた声でささや...

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