ボーナス-億万長者の友達 — ポールとマディソン — セブンティーン

ポール視点

マディソンに突き放されて、さすがに息をのんだ。だが、あれは医師の話を聞いた直後の反応にすぎないと分かっている。マディソンは「愛してる」と言った。彼女が俺を愛していることも、俺が彼女を愛していることも、疑いようがない。彼女に示さなきゃいけないんだ――彼女は俺にとって重荷なんかじゃないって。これから先も、決して重荷になんてならないって。その証拠を取りに、いったん家に戻る必要がある。

俺は彼女の病室を出て、スマホに目を落とした。――ああ、くたくただ。二十四時間以上眠っていない。でも、そんなことはどうでもよかった。マディソンのそばにいなきゃいけない。俺のマディソンのために。廊下に立って...

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