ボーナス — 億万長者の友達 — ティフとサミュエル — 1

サミュエル視点

俺はこの二年間、ネイサン・マイケルズ博士の助手兼右腕として働いてきた。胸を張って言える。人生でいちばん充実した二年間だった、と。彼は上司であるだけじゃない。師であり、友であり――そんな存在だ。もちろん仕事はきつい。もちろん、夜中の三時に叩き起こされた回数なんて数えきれない。頭の中に天才的なひらめきが降ってきたからって、本人から電話がかかってくるのだ。もちろん、この二年、まともな休暇なんて取れていない。もちろん恋愛に割く時間もほぼない。でも、それでもいい。世界中の何と引き換えにしろと言われても、俺はこの仕事を手放さない。

「忠誠は報われる」ネイサンはそう言った。俺はその日が来...

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