チャプター 37 — マッド

アメリー視点

「えっ?」戸惑いながら尋ねる。

彼は私に手を差し出し、私はおそるおそるそれを取った。ガラス扉を抜けると、匂いが一気に押し寄せてくる。硫黄と土が混じった強烈な臭気が鼻を突き、目の前に巨大な泥の湯があるのだと気づいた。

「泥……?」思わず口にする。

「そう」ネイサンは笑って言う。「泥だ」

「アメリー」シャーロットが言った。「まずはあなたから入ってもらうわ。ローブをお脱ぎください」

私は恥ずかしさに身を縮めながらローブの紐をほどいた。シャーロットがそれを持ち上げ、私に少しでも人目がかからないよう配慮してくれる。私はゆっくりと泥の中へ降りていった。念のため、露わになった胸元を...

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