第55章 — あなたの願いは私の命令

アメリー視点

私たちはデジレに先導され、ネイサンのオフィスへ降りていった。わあ……。彼女は展示一式まで用意していて、テーブルセッティングの模型まで作ってある。息をのむほど美しい。

「じゃあ、まず最初にアメリー」デジレが言った。「ネイサンから聞いているの。お金のことは気にしなくていいって。つまり、あなたの望みは全部かなえる、ってこと」

私はネイサンのほうを向いた。「ネイサン、そこまでしなくていいわ」

「俺の天使には、最高のもの以外いらない」そう言うと、彼は私の手を取り、甲に口づけた。

私は思わずにやけて、席に着いた。

「そうだ、ネイサン、言い忘れてたんだけど。キミーがブライズメイドに...

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