第59章 — ディナーミーティング

アメリー視点

建物の正面に停めてある車まで行くと、そこにマーカスがいて、思わず目を見張った。

「マーカス? どうしてここにいるの?」私は尋ねた。

「迎えに来たんだよ」彼はにっこりする。

「ていうか、ネイサンと一緒にいるんじゃなかったの?」と私は言った。

マーカスは笑って後部座席のドアを開けた。そこには、ネイサンの大きな笑顔が待っていた。

「ネイサン! このずるい人」私はくすくす笑いながら後部座席に乗り込む。

「なんだよ。それが婚約者への挨拶ってわけ?」ネイサンは気取った笑みをきらりと浮かべた。

「まったく……そのミカエルズ家特有の色気ってやつ」私は首を振る。「瓶詰めにできたら、...

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