第72章 — ザンダー作戦

アメリー視点

ネイサンと私はダンテとダットンに別れを告げ、エレベーターでロビーへ降りた。

「病院に行く途中でケーキ屋さんに寄らないと」私は言った。「ザンダーに、誕生日はチョコレートケーキって約束しちゃったの」

ネイサンは微笑んで私の手を取り、ロビーを横切って歩いた。外にはマーカスが待っていた。

「おはようございます、アメリー様」マーカスが挨拶し、リムジンのドアを開ける。

「おはよう、マーカス」私は答えた。車に滑り込むと、ネイサンはマーカスと少し話してから私のあとに続いた。

車内の後方、床には大きな箱が二つと紙袋が一つ置かれていた。ひとつは美しい包装紙で包まれ、もうひとつは白い箱に青...

ログインして続きを読む