第76章-それは私の叔父です

ナサン視点

車の中で、僕はアメリーから目を離せなかった。彼女がいつだって息をのむほど美しいのは知っている。だが今夜は、どこかが違った。自信――あるいは、彼女をすっぽり包み込む王族めいた気配。胸が詰まるほどに眩しい。きっとそれは、あと数時間もすれば世界が、彼女が僕のものだと知るからだろう。僕はひとりでに笑みをこぼした。

「何を笑ってるの?」アメリーが尋ねた。

「今夜のことを考えてただけだよ」僕は言った。「アルフレッドの顔を見るのが待ちきれない」

「ああもう、それ考えてなかった」アメリーはくすくす笑った。

「やつ、卒倒するぞ」僕は笑った。

「それで、今夜はどういう流れなの?」アメリーが...

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