第79章 — リトル・ゴールド・ディガー

ネイサン視点

ダンテとダットンに挨拶を済ませたあと、ザンダーは休養が必要になり、看護師に付き添われて二階へ上がっていった。祖父は彼のために部屋を用意しており、アメリーに「たぶん今夜は泊まって休ませたほうがいい」と助言した。アメリーは逡巡しながらも同意する。

「そろそろ挨拶して回るか」俺は言った。「本音を言えば、家に帰ってくっついて、映画でも観ていたい」

アメリーが身を寄せてきて、囁いた。「それ、天国みたいね。ネイサン」

「ネイサン」男が近づきながら声をかけてきた。「婚約おめでとう!」

「ありがとう、フランシス」俺は答えた。「俺の美しい婚約者、アメリーを紹介するよ」

「はじめまして」...

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