第82章 — 助けを求めるということは、あなたは弱くなく強いということだ

ネイサン視点

夕方遅く、俺たちは祖父の家へザンダーを迎えに行った。アメリーの様子がおかしいことは、ザンダーにもなんとなく伝わったらしい。けれどアメリーは、まだ彼に細かいことを話す準備ができていなかった。俺も口を挟むつもりはなかった。彼女の信頼を裏切りたくないし、そもそも俺が語るべき話じゃない。

祖父が台所で俺を捕まえた。「ネイサン、アメリーはどうした? 昨夜はあんなに幸せそうだったのに」

「マディソンの件、階段での出来事を思い出したんだ」俺はそう告げた。「それと、彼女が行ったパーティーでもちょっとした騒ぎがあって……」俺は何が起きたのかを説明した。

祖父は嫌悪感を露わにして言った。「あ...

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