第83章 — ヒーリングを始める

アメリー視点

自分がセラピストのもとへ行くことになるなんて、思いもしなかった。いちばんの理由は、たいていお金がないからだ。けれどそれだけじゃない。私はこれまで、自分のことをきちんと考えたことがほとんどない。いつだって、みんなの世話をする側だった。今朝起きたときも、ネイサンはすでに起きていて、着替えをしていた。

「おはよう、天使」ネイサンが微笑んだ。「昨夜は少し眠れた?」

「うん」私は答えた。「昨夜は悪夢も見なかった」

「午前中は会議があるけど、今朝の予約にはマーカスが連れて行く。診察が終わったらキミーとモーガンが合流して、昼ごはんに行こうって言ってる」ネイサンはそう言って続けた。「もし...

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