第84章 — 友達は人生をより良くする

アメリー視点

一時間後、わたしはイヴォンヌ先生の診察室を出た。身体の奥から新しい息が立ちのぼるような、ふっと軽くなる感覚と、背中を押してもらった確かな励ましを抱えながら。

先生は今週、少なくともあと二回は予約を入れたほうがいいと言った。けれどわたしは、毎日通ってもいいかと尋ねた。忙しくて枠なんて取れないだろうと思っていたのに、先生は「今週なら毎日でも大丈夫よ」ときっぱり言ってくれた。来週の月曜と火曜も押さえた。こんなに早く先生に会えたのは、たぶんネイサンの口添えがあったからだと思う。ありがたいとしか言いようがなかった。

イヴォンヌ先生は、本当に素晴らしいセラピストだ。見ず知らずの人に、あ...

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