第93章 — ビッグ・バッド・ウルフ

アメリー視点

私はカフェテリアに入ると、すぐさまサイモンがこちらに手を振って呼び止めた。

「アメリー、こっち!」サイモンが声を張り上げる。

私はそのテーブルへ向かった。サイモンのほかに、二人の人が座っている。

「アメリー、こちらがアレックス」サイモンが紹介した。「メディアと制作の担当でね。ポスターを作ったり、寄付用サイトのデザインをしたりできるから、この企画に力になってくれると思って呼んだんだ」

「はじめまして、アレックス」私は手を差し出し、握手をした。

「それから、ザラ」サイモンが続ける。「ザラはIT部門だ」

「こんにちは、ザラ。協力してくれてありがとう」彼女とも握手を交わす。...

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