第119章偽りの親しみ

レイラ視点

私はテロンとの腹立たしいやり取りのあと、乱れた息と心をどうにか整えながら、急いでジュードのそばへ戻った。

近づくと、ジュードが顔を上げ、訝しげに眉を寄せた。「レイリー、どこに行ってたんだ? ずいぶん長いこと席を外してたじゃないか」

私はごくりと唾をのみ込み、視線を合わせないようにした。

「裏庭で物音がしたから、ちょっと見に行っただけよ」できるだけ何でもないふうを装って答える。

ジュードは私の顔をじっと見つめ、目を細めた。「なんで耳がそんなに赤いんだ?」

テロンのせいよ! あの男は、いまだに私の身体にまで影響を及ぼせる。そう思うだけで腹が立つし、そんなふうに反応してしまう...

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