第125話残る不合理な嫉妬心

セロン視点

レイラが頑なな表情で、こちらの手助けを拒むのを見て、ため息を飲み込んだ。彼女は昔から、どうしようもないほど意地っ張りだった。

「今日の午後もクリニックを続けなきゃならないんだろう」低く、だが揺るがない声で言う。「倒れたくないなら、抵抗するのはやめて、おとなしく薬を塗らせろ」

俺はすでに、キャンピングカーの救急箱から業務用のスプレーボトルを二本取り出していた。視線を彼女の目に釘づけにする。

「ほんとに必要ないってば!」レイラは言い張る。

抵抗が止まらないので、俺は腹を括った。瞬く間に彼女を抱き寄せ、膝の上に引き込みながら思う――こんな意地は、怪我を悪化させるだけだ。彼女の体...

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