第13章あなたは本当にそんなに熱心ですか?

レイラ視点

六年かけて丹念に築き上げてきた防壁が、彼の触れ方ひとつで崩れ落ちていく。裏切り者みたいな胸が早鐘を打ち、懐かしい感覚が波のように押し寄せた。

息が乱れ、恐慌が喉元までせり上がる。彼はあまりにも容易く私を押さえ込み、反応を読み取っている。胸を刺すような痛みが、これ以上続けてはいけないと告げた。彼の軌道に戻って、また捨てられる――そんな結末に耐えられるはずがない。

追い詰められて、私は膝を持ち上げ、股間を狙った。けれどテロンは昔から速い。彼は片手であっさりと私の動きを封じ、当たる前に脚を捕まえた。

「相変わらずわかりやすいな、レイラ」唇のすぐそばで囁く声が、危険な低い唸りとなっ...

ログインして続きを読む